うつ病とは

  • 鬱病は気分障害とも呼ばれる、心の病気です。気分の落ち込みや気力の減退、睡眠障害などの症状が現れます。
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  • @抑うつ気分、A興味や喜びの減退、B食欲や体重の減少または増加、C睡眠障害、Dのろくなったり落ち着きがなくなるなどの動作の変化、E疲れやすかったり気力の減退、F過剰な自責感、G思考力・集中力・決断力の減退、H自殺願望や企て、以上の中で@かAの症状があり、それを含めて5つ以上の症状が2週間のうちにあり、このような状態が2ヶ月以上続くとうつ病の可能性があります。
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  • 他に人格障害の有無や身体の状態、ストレスの強さや日常生活への影響などを総合的に見ることでうつ病と診断されます。
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  • また、精神症状がない、或いはあっても軽く、身体症状が全面に出る『仮面うつ病』もあります。うつ病の身体症状には、腹痛や下痢などの消化器症状、肩こりや関節痛などの整形外科的症状、頭痛や耳鳴り、めまい、倦怠感など、さまざまな症状が現れます。
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  • 一般にうつ病の症状は『日内変動』があり、朝に最も症状が強く、午後から夜にかけて少しずつ回復していきます。また天候の影響を受けやすく、雨や曇りの日などに症状が強くなることもあります。

    ■うつ病の原因

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  • うつ病の原因ははっきりとはわかっていませんが、遺伝、性格、環境、ストレス、脳の機能異常などのさまざまなことが解明されつつあります。最近の研究では、うつ病患者の脳内ではセロトニンやアドレナリンといった神経伝達物質の放出や働きが不十分であることがわかっています。
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  • また、うつ病になりやすい性格や環境や仕事などによるストレスにより発症することもあります。

    ■うつ病の治療

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  • うつ病の治療では、鍼や灸で固くなっている筋肉を弛め、血流をよくします。身体の緊張を取り除くことで、身体をリラックスさせ副交感神経を優位に働かせます。副交感神経を働かせることで身体のもつ自己治癒力を高め回復させます。また、現れている各症状(例えば耳鳴りだったら耳に関係するツボを用いるなど)治療に対してもアプローチしていきます。
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  • また、鍼灸治療と併せて背骨と頭蓋骨の矯正も行います。背骨の歪みを矯正することで神経の伝達をスムーズにし、身体の不調を改善します。また、脳に影響を与える頭蓋骨の歪みを矯正することで心の不調にも働きかけていきます。

    ■うつ病の対策

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  • うつ病の一番の治療は休養です。焦らず身体をゆっくり休めることが必要です。
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  • また、できるだけストレスをため込まないようにします。好きな香りや音楽を聞いてゆったり過ごす、栄養バランスの取れた食事をする、睡眠時間を充分にとる、身体を冷やさない、といったことに気をつけましょう。

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